SIerの志望動機の作り方|新卒の例文と考え方

キャリア・ロードマップ

✔ SIerの志望動機が、どうしても思いつかない…
✔ 「なぜSIer?」と聞かれてもうまく答えられない
✔ 他の就活生と差がつく志望理由を作りたい
✔ 実際に内定した人の志望動機の考え方を知りたい

就活で一番つまずきやすいのが、志望動機。とくにSIerは「なぜこの業界?」「なぜこの会社?」を深く聞かれるので、悩む人が多いですよね。

僕も最初は、志望動機がまったく書けませんでした。でも、ある考え方を知ってからは、SIerの選考をスムーズに通過できるようになりました。

この記事では、大手日系SIerをはじめIT業界を中心に就活した僕が、SIerの志望動機の作り方を、実体験と例文つきで解説します。

この記事でわかること
  • SIerの志望動機が難しく感じる理由
  • 志望動機を作る3つの要素
  • 僕が実際に志望動機を組み立てた流れ
  • そのまま使える志望動機の「型」と例文

SIerの志望動機が難しく感じる理由

そもそも、なぜSIerの志望動機は書きにくいのでしょうか。

理由はシンプルで、SIerの仕事内容がイメージしづらいからです。メーカーのように目に見える商品があるわけではなく、「システムを作る」と言われてもピンとこない。だから「なぜSIer?」に具体的に答えられないのです。

逆に言えば、仕事内容を自分の言葉で語れるようになれば、志望動機は一気に作りやすくなります。まずはSIerが何をする会社なのかを理解することが出発点です。

SIerの志望動機を作る3つの要素

志望動機は、次の3つの要素に分解すると考えやすくなります。

要素 答えること
① なぜIT業界か 数ある業界の中でなぜITなのか
② なぜSIerか IT業界の中でなぜSIerなのか
③ なぜこの会社か SIerの中でなぜこの会社なのか

多くの人は③(企業ごとの志望理由)ばかり考えて行き詰まります。でも本当に大事なのは、①と②の「軸」を先に固めることです。軸さえあれば、③は企業ごとに肉づけするだけで済みます。

僕がSIerの志望動機を組み立てた流れ

ここからは、僕が実際にどう志望動機を作ったかを紹介します。

きっかけは長期インターンだった

僕の場合、志望動機の核になったのは大学3年の秋に経験した、大手日系SIerでの長期インターンでした。

それまでは「IT業界、なんとなく良さそう」くらいの感覚でした。でも実際に現場でシステム開発に関わってみて、「人の役に立つ仕組みを、チームで形にする」面白さを肌で感じたんです。この経験が、「①なぜIT」「②なぜSIer」の両方を、自分の言葉で語る土台になりました。

長期インターンで具体的に何を学んだかは、こちらの記事にまとめています。

大手日系SIerで長期インターンをして学んだ5つのこと
大手日系SIerで3ヶ月の長期インターンを経験した情報工学専攻の現役大学生が、実際の業務内容・学んだこと・就活での活かし方をリアルに公開します。SIerの仕事はコーディングだけじゃなかった!

「経験 → 気づき → 志望」の順でつなげた

志望動機を作るときに意識したのは、「実体験 → そこで得た気づき → だからSIerを志望する」という流れでつなげることです。

この順番だと、説得力がまるで違います。「安定しているから」のような借り物の言葉ではなく、自分の経験に根ざした志望動機になるからです。インターン経験がない人でも、ゼミ・アルバイト・サークルなど、身近な経験を起点にできます。

そのまま使える志望動機の「型」と例文

ここまでの考え方を、使いやすい型にまとめます。

【志望動機の型】
「私は〇〇という経験を通じて、△△だと気づきました。SIerは□□という形でそれを実現できると考え、志望しています。」

この型に沿った例文がこちらです(特定の企業を想定しない、汎用的な例です)。

志望動機の例文(SIer全般)
  • 私は長期インターンでシステム開発に関わる中で、「人の業務を支える仕組みを作る面白さ」に気づきました。SIerは、お客様の課題をヒアリングし、チームで一つのシステムを形にできる点に魅力を感じ、志望しています。
  • 大学のゼミでデータ分析に取り組み、「仕組みで業務を効率化する」ことに関心を持ちました。幅広い業界の課題にITで向き合えるSIerで、その関心を仕事として深めたいと考えています。

大切なのは、例文を丸暗記することではなく、「経験 → 気づき → 志望」の流れに、自分のエピソードを当てはめることです。

面接で志望理由を語るときのコツ

最後に、面接で志望動機を伝えるときのコツを3つ紹介します。

  • 結論から話す:まず「〇〇だから志望しています」と言い切り、後から理由を補う
  • 具体的なエピソードを1つ入れる:抽象論より、実体験の方が圧倒的に伝わる
  • 「なぜ?」を3回掘り下げておく:面接官は深掘りしてくる。自分でも掘っておく

特に「なぜ?」の深掘りは重要です。「なぜSIer?」「なぜその気づきを得た?」「なぜ他業界じゃない?」と、自分に問い続けておくと、面接で詰まらなくなります。

文系からSIerを目指す場合の選考のポイントは、こちらでも解説しています。

文系でもSIerに新卒で入れる?就活で見えたリアルを解説
「文系でもSIerに新卒で入れるの?」という疑問にリアルに答えます。SIer・ITコンサル複数内定の現役大学生が、インターン・選考経験をもとに選考で重視されるポイントと文系向けの対策を徹底解説。

まとめ:志望動機は「自分の経験」から作る

この記事の要点を整理します。

  • SIicの志望動機が難しいのは、仕事内容がイメージしづらいから。まず仕事理解から
  • 志望動機は「①なぜIT ②なぜSIer ③なぜこの会社」の3要素に分解する
  • ①②の軸を、自分の実体験から固めるのが最優先
  • 「経験 → 気づき → 志望」の型に、自分のエピソードを当てはめる

志望動機は、ネットの例文を写すものではなく、自分の経験から作るもの。あなたの中にある小さな経験が、必ず武器になります。一緒にがんばりましょう!

SIer・ITコンサルを併願した就活全体の流れは、こちらの体験談も参考にしてください。

IT系3業界を受けてわかった就活のリアル
大手日系SIer・外資系ITコンサル・独立系ITコンサルの3業界すべてに内定した現役大学生が、各業界の選考フロー・業務の違い・就活のリアルを体験談として公開します。

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