✔ 情報セキュリティマネジメント試験(SG)って難しい?
✔ IT未経験・文系でも合格できる勉強法を知りたい
✔ 科目Aと科目Bそれぞれの勉強のコツは?
✔ どのくらい勉強すれば合格できる?
情報セキュリティマネジメント試験(SG)は、IT国家資格の中でも「初心者が合格しやすい」試験のひとつです。
2024年度の合格率は69.0%、2025年度も約70%で推移しており、しっかり準備すれば合格に届く試験です。「プログラミングが不要」「アルゴリズムがない」という点で、文系・非IT系の方にも選ばれています。
- 情報セキュリティマネジメント試験が初心者でも合格しやすい理由
- 科目A(知識問題)・科目B(事例問題)それぞれの攻略法
- IT未経験から80〜120時間で合格するための勉強ステップ
- 就活・大学生にとってのSG取得のメリット
SGが初心者でも合格しやすい「3つの理由」
理由①:合格率が約70%と高い
2024年度の合格率は69.0%(出典:IPA統計情報)、2025年度も約70%で安定しています。IT国家資格の中では合格しやすい水準です。
| 資格 | 合格率(目安) |
|---|---|
| 情報セキュリティマネジメント(SG) | 約70% |
| ITパスポート | 約50% |
| 基本情報技術者(FE) | 約40% |
| 応用情報技術者(AP) | 約25% |
理由②:科目Bにプログラミング・アルゴリズムがない
FEの最大の壁は科目Bの「アルゴリズム問題(疑似コード)」ですが、SGの科目Bはセキュリティ事例を読んで答える「事例問題」です。
「コードが読めない」「プログラミングの経験がない」という方でも対応できます。文章を読んで正しい判断を選ぶ力が問われるため、文系・非IT系の方が実力を発揮しやすい構成です。
理由③:セキュリティの知識は日常と接点がある
フィッシング詐欺・パスワード管理・個人情報漏洩など、SGで扱うテーマは日常生活でも耳にするニュースと重なります。「聞いたことがある」ベースの知識が多いため、既存の常識を活かして学習できます。
SGはFEより合格しやすく、セキュリティという実務でも使える知識を身につけられます。「ITパスポートを取得済みで次の資格を探している」という方や、「FEは難しそうだから別のIT資格を取りたい」という方に特においすすめです。
試験の構成と出題範囲
| 科目 | 問題数 | 内容 |
|---|---|---|
| 科目A | 48問 | セキュリティの知識問題(用語・概念・法律・技術) |
| 科目B | 12問 | セキュリティ事例を読んで判断する事例問題 |
| 合計 | 60問 | 合格基準:総合600点/1000点以上(各科目300点以上) |
(出典:IPA公式サイト)
科目A(知識問題)の攻略法
頻出テーマを絞って覚える
| 分野 | 頻出テーマ例 |
|---|---|
| セキュリティ技術 | 暗号化(AES・RSA・PKI)、認証(多要素認証・バイオメトリクス)、マルウェアの種類 |
| セキュリティ管理 | リスクマネジメント、ISMS(ISO 27001)、インシデント対応 |
| 法律・制度 | 不正アクセス禁止法、個人情報保護法、サイバーセキュリティ基本法 |
「用語の定義+出題パターン」で覚える
科目Aは「〜の説明として正しいものはどれか」という形式が多いです。用語を「一言で説明できるか」を基準に覚えてください。
過去問を繰り返す
IPAの公式サイトに過去問が無料で公開されています。過去問を繰り返し解くことが最も効果的な勉強法です。
科目Aの合格基準は300点/1000点以上(約30%以上)です。全問正解は不要。過去問で出題パターンに慣れ、頻出分野を確実に取れれば合格ラインに届きます。
科目B(事例問題)の攻略法
事例問題は「ルールに照らし合わせる」感覚で解く
科目Bは、実際の企業・組織のセキュリティ事案を読んで、適切な対応や判断を選ぶ問題です。プログラムを読む・数学的思考が必要という場面はなく、文章理解力と論理的判断力が問われます。
解き方の基本:
- 問題文(事例)を読み、「何がリスクか・何がルールか」を整理する
- 選択肢を「事例のルール・条件に照らし合わせて」絞る
- 「一般常識として正しそう」ではなく「事例の文中で正しいもの」を選ぶ
科目Bの事例問題で「なんとなく解ける」状態で本番に臨むのは危険です。問題文の条件を無視した「一般的に正しそう」な選択肢は不正解になります。問題文の中の条件・ルールを丁寧に拾う習慣をつけましょう。
IT未経験からの勉強ステップ(80〜120時間プラン)
| 期間 | やること | 目的 |
|---|---|---|
| 1〜2週目 | 参考書でセキュリティの基礎知識をインプット | 科目Aの土台を作る |
| 3〜4週目 | 科目Aの過去問を中心に演習 | 出題パターンを把握する |
| 5〜6週目 | IPAの科目Bサンプル問題・公開問題を解く | 事例問題の形式に慣れる |
| 7週目 | 科目A・科目Bの弱点補強と総復習 | 合格ラインを安定させる |
| 8週目 | 模擬試験・通し演習 | 本番感覚をつかむ |
目安: 1日1〜2時間 × 60日 ≒ 60〜120時間
就活・大学生へのSG取得メリット
| 業界 | SGの評価 | 活かし方 |
|---|---|---|
| SIer・ITベンダー | ★★★★☆ | セキュリティ系プロジェクトへの参加要件になることも |
| 金融・保険 | ★★★★☆ | コンプライアンス・情報管理の知識として高評価 |
| 一般企業(情シス・総務) | ★★★★☆ | 社内セキュリティ管理の担当者として期待 |
| ITコンサル・外資系IT | ★★★☆☆ | 加点要素。FEやG検定の方が優先度は高め |
大学生の取得タイミング
| 時期 | 状況 |
|---|---|
| 2年生の夏〜秋 | 余裕を持って取得できる最良のタイミング |
| 2年生と3年生の間・春休み(2〜3月) | 就活直前の追い込みタイミングとして最適 |
| 3年生の夏インターン前(6月末) | ギリギリでも間に合う |
FEとSGを比較してどちらを先に取るべきかはこちら。

「ITパスポートを取ったけど、次は何を取ればいい?」という方にSGはおすすめです。ITパスポートで学んだセキュリティの基礎知識がそのまま活かせるため、ITパスポート取得後なら勉強時間を短縮できます。
おすすめ参考書
情報処理教科書 出るとこだけ!情報セキュリティマネジメント 2026年版
科目A・科目B両対応の定番参考書。頻出テーマに絞った解説と豊富な練習問題で、初心者が最短で合格ラインに届く構成になっています。
参考書の詳しい比較はこちら → 情報セキュリティマネジメントおすすめ参考書5選
まとめ
- SGは合格率約70%。IT国家資格の中でも初心者が合格しやすい試験
- 科目Bはプログラミング・アルゴリズム不要の「事例問題」。文系・非IT系に有利
- IT未経験からの勉強時間は80〜120時間(2ヶ月程度)が目安
- 科目A:頻出3分野(セキュリティ技術・管理・法律)を過去問で固める
- 科目B:事例の条件を丁寧に読み取り、問題文に基づく正解を選ぶ練習を積む
- 就活では金融・SIer・一般企業情シスでの評価が高い。大学2〜3年生の春休みが最適な取得タイミング
SGの難易度・合格率についてはこちら。

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