金のフレーズの使い方|3年間使った僕のレビュー

英語

✔ 金のフレーズを買ったけれど、どう覚えればいい?
✔ 1日に何語進めるか、何周すればいいか迷う…
✔ 音声や赤シートは使ったほうがいい?
✔ 金フレだけでTOEICの点数は伸びるの?

僕はTOEIC(英語の聞く・読む力を測るテスト)が390点だった頃から、700点を取るまで金のフレーズを使っていました。

ほかの教材は途中で入れ替わりましたが、この単語帳は約3年間、ずっと手元にあった1冊です。最後のページが切れ、セロハンテープで補強するほど使いました。

ただ、最初からうまく使えたわけではありません。意味を覚えることに集中し、音声を使い始めたのは2周目からでした。

この記事では、1日100語から始めた手順と、通学中の復習方法を紹介します。続けて良かった点だけでなく、今なら変えたい点もまとめます!

この記事でわかること
  • 旧版を3年間使って感じた良さと限界
  • 100語ずつ始めて復習範囲を広げた手順
  • abceedの音声を使った復習方法
  • 今から購入する人向けの現行版情報

結論:金のフレーズは、繰り返して使う単語帳でした

僕にとって金のフレーズは、一度読んで終える本ではありませんでした。同じ単語を何度も確認するための本です。

最初は1日100語ずつ進め、慣れてから復習する範囲を広げました。意味を答える反復に音声も加え、大学への行き帰りに使っていました。

良かったのは、取り組む範囲を区切りやすかったことです。「今日はこの区分」と決めれば、何をするか迷わず始められました。

一方、単語を覚えるだけでTOEIC対策が完結するわけではありません。僕も文法や問題演習には、別の教材を使いました。

語彙を積み上げる1冊として使い、問題を解く練習と組み合わせる。これが、使い続けた僕の結論です。

僕が使った旧版と、今買える増補改訂版は別です

僕が使っていた本の奥付には、2023年1月20日・第42刷発行とあります。2026年の増補改訂版ではありません。

この記事の使い方や感想は、その旧版での経験です。現行版を3年間使ったレビューではない点に注意してください。

現行版の商品情報

今から購入する方が比較しやすいように、現行版の情報も整理します。

  • 書名:『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ 増補改訂版』
  • 著者:TEX加藤
  • 出版社:朝日新聞出版
  • 定価:990円(税込)
  • 発売日:2026年1月20日
  • ページ数:320ページ

出版社は、単語・フレーズの無料音声とスマートフォンアプリへの対応を案内しています。購入時は増補改訂版かどうかを確認しましょう。

出典:朝日新聞出版の増補改訂版商品ページ(2026年10月10日確認)

以下の復習方法は、旧版を使った僕の実例です。現行版の区分名や収録内容がすべて同じとは限りません。

金のフレーズの使い方:100語から復習範囲を広げる

単語学習の復習範囲を広げる手順

最初は1日100語ずつ進めました

使い始めは、基本の1,000語を1日100語ずつ確認していました。最初から1冊を一気に回そうとはしませんでした。

まずは英語を見て、日本語の意味を答えます。眺めるだけでなく、自分で答えることを繰り返しました。

100語は僕が取り組んだ量です。ほかの勉強や仕事と両立する方は、無理なく確認できる量から始めてください。

「100語なら誰でも同じペースで覚えられる」とは考えていません。知らない単語が多ければ、確認には時間がかかります。

赤シートではなく、折った紙を使いました

僕は赤シートを使わず、コピー用紙を折って訳を隠していました。英語を見て意味を答え、訳を確認する方法です。

道具はシンプルですが、答えが先に見えない状態を作るために使っていました。

赤シートを使わないほうが良いという話ではありません。手元の紙で続けやすかった、という僕の使い方です。

慣れてから1区分、2区分と広げました

一度覚えた後は、本のレベル別の区分やサプリメントを単位に復習しました。最初は1日1区分からです。

慣れてきたら2区分、時間がある日は1冊全体を確認することもありました。最初から全冊ではなく、習熟してから範囲を広げた形です。

かなり慣れた頃は、体感で1語に1秒もかからないペースでした。ただし、これは覚えた単語を確認していたときの話です。

初めて見る単語まで、その速度で覚えようとする必要はありません。答えが出てこない語は、速度より意味の確認を優先してください。

音声は2周目から使ったけれど、今なら最初から使います

単語帳と音声を組み合わせる復習

意味だけでなく、音も知る必要がありました

1周目は音声を使っていませんでした。英語を見て、日本語の意味を答えることが中心でした。

ただ、リスニングの勉強も進める中で、単語の音や発音も知らないとまずいと感じました。そこで2周目から音声を加えました。

振り返ると、ここは最初からやれば良かったです。意味を覚えるときに、音も一緒に確認する使い方に変えたいと思っています。

abceedで音声を聞きながら確認しました

音声には、英語学習アプリのabceed(エービーシード)を使っていました。

歩いているときに聞くこともあれば、単語帳の文字を見ながら聞くこともありました。本を見られるときは、英語を見て意味を答える復習と組み合わせました。

慣れた後は再生速度を上げ、音声の流れに合わせて確認していました。正確な再生倍率は覚えていないので、具体的な倍速は挙げません。

大切なのは、僕と同じ速度にすることではありません。意味を確認できる速さで使うことです。

音声を使った経験は旧版での話です。利用する音源は手元の版に合うものを選んでください。歩行中は画面や本を見ず、周囲の安全を優先しましょう。

通学の電車で「大学に着くまでに1区分」を目標にしました

通学電車で区切って単語を復習

主な勉強場所は、大学の行き帰りの電車でした。大学に着くまでに1区分を終えると決めて取り組んでいました。

「隙間時間ができたら勉強する」よりも、僕にはこの区切りが合っていました。移動の終わりを目標にすると、集中して進めやすかったです。

慣れるほど確認が速くなり、復習できる範囲も広がりました。その積み重ねで、ある程度単語が身についたと感じています。

何周したかは、正確には覚えていません。「何周で覚えた」と数字で言える学習ではなく、日々繰り返す使い方でした。

最後にはページが傷んで切れ、セロハンテープで補強しました。ボロボロになるまで同じ本を使ったことは、よく覚えています。

だからといって、本が傷むまで使うのが目標ではありません。僕が伝えたいのは、1周で終わらせず、同じ語に何度も戻ったことです。

通学・通勤で使う方は、「到着までにこの範囲」と区切ってみてください。時間が短い日は、1区分より小さくしても構いません。

金のフレーズだけで足りる?向いている人と注意点

語彙を継続して増やしたい人には使いやすかったです

僕は390点の頃から700点まで、同じ単語帳を使いました。スコア帯が変わっても、語彙を確認する役割は残っていました。

僕のように1冊を何度も復習したい人には、選択肢になると思います。ただし、初めての単語が多い人は少量から進めることをおすすめします。

単語帳だけで点数が伸びたわけではありません

金フレだけを回していた時期は、僕の場合、スコアがほとんど伸びませんでした。文法や問題形式への慣れは、別に取り組む必要がありました。

700点までの間には、文法問題集や公式問題集も使っています。390点から700点への変化を、金フレだけの効果とは言えません。

単語の意味を答えられても、文章や音声の中で分かるとは限りません。問題を解き、覚えた語を使えるか確認するところまで組み合わせたいです。

教材全体の選び方は、次の比較記事にまとめています。

TOEIC参考書おすすめ6冊|実は2冊で足ります
TOEICの参考書はスコア帯で選ぶべき教材が変わります。390点から700点まで実際に使った6冊を、400点台・500点台・600点以上のレベル別に比較。価格と目的別の選び方まで解説します。

スコアが途中で下がった時期も含め、学習全体の記録はこちらです。

TOEIC390→700点|途中で120点下がりました
TOEIC390点から700点まで3年かかった独学の全記録。8回分のスコアをL/R内訳つきで公開します。680点の次に560点まで落ちた話や、スコア帯別に使い分けた教材6冊まで正直に書きました。

まとめ:意味と音を確認し、無理のない範囲で繰り返そう

僕の金のフレーズの使い方は、次の流れでした。

  • 最初は1日100語ずつ、英語を見て意味を答える
  • 覚えた後は1日1区分から復習する
  • 慣れたら2区分、時間がある日は1冊へ範囲を広げる
  • 2周目からabceedの音声も使う
  • 通学の電車で、到着までに終える範囲を決める

続けて良かったのは、繰り返す中で語彙が身についたことです。一方、音声は最初から使えば良かったと感じています。

これから始めるなら、意味だけでなく音も確認し、問題演習と組み合わせてください。1日100語や高速の復習を、無理にまねする必要はありません。

まずは自分が続けられる範囲を決め、同じ単語に戻るところから始めましょう!

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