✔ TOEICの参考書が多すぎて、どれを選べばいいか分からない…
✔ 「おすすめ10選」を見ても、結局どれが自分向けか判断できない
✔ 買ったはいいけど難しすぎて挫折した経験がある
✔ できるだけ少ない冊数で効率よく上げたい
TOEICの参考書選びで失敗する原因は、ほとんどが「今の自分のスコアに合っていない本を買ってしまう」ことです。
僕自身、390点だった頃に公式教材を買ってまったく歯が立たなかった経験があります。逆に600点を超えてからは、入門書を読んでも得るものがありませんでした。
この記事では、TOEIC390点から700点まで実際に使った6冊を、スコア帯別に整理して比較します。「何点の人がどれを買うべきか」がはっきり分かる構成にしました!
- TOEIC参考書をスコア帯で選ぶべき理由
- 失敗しない参考書選びの3つのポイント
- 全スコア帯で使える1冊と、400点台/500点台/600点以上それぞれのおすすめ
- 価格と目的から選ぶ、最小構成の組み合わせ
TOEICの参考書は「スコア帯」で選ぶ

まず全体像です。僕が使った6冊を、対応するスコア帯で並べるとこうなります。
| スコア帯 | 何をすべき時期か | おすすめの教材 |
|---|---|---|
| 全スコア帯 | 語彙を積み続ける | 金のフレーズ |
| 〜500点 | 試験の形式を知る | 全パート完全攻略/出るとこだけ!問題集 |
| 500〜600点 | リーディングを鍛える | 公式プラクティス |
| 600点〜 | 弱点を潰して詰める | でる1000問/公式問題集 |
ここを間違えると、お金も時間も無駄になります。特に多いのが、400点台の人がいきなり公式問題集を買ってしまうパターン。僕もやりました。難しすぎて解説を読んでも意味が分からず、本棚で眠ることになります。
例外は単語帳です。金のフレーズだけは、僕も390点の頃から700点を取るまで3年間ずっと使い続けました。
失敗しない参考書選びの3つのポイント

ポイント1:今のスコア±100点の教材を選ぶ
背伸びした教材は挫折の最大の原因です。「少し簡単かな」と感じるくらいがちょうどいいというのが、6冊使った実感です。
ポイント2:インプットとアウトプットを1冊ずつ
「読んで理解する本(インプット)」と「問題を解く本(アウトプット)」は役割が違います。片方だけだとスコアは動きません。同時に2冊までに絞るのが、続けるコツです。
ポイント3:音声とアプリがあるか確認する
TOEICはリスニングが半分を占めます。音声ダウンロードや学習アプリに対応していると、通学・通勤の時間がそのまま勉強時間になります。僕はこれで学習時間を稼ぎました。
参考書は「たくさん買う」より「少ない冊数を繰り返す」ほうが確実です。僕が700点に到達したときも、その時期に使っていたのは2冊だけでした。
【全スコア帯】最初に買うべき1冊
スコア帯で選び分ける話をしてきましたが、単語帳だけは例外です。どのレベルでも語彙は必要になるので、最初に買って最後まで使い続けられます。
『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』
✔ 990円。3年間ずっと使い続けた、唯一の1冊
特徴
TEX加藤さんによる定番の単語帳です。僕は390点の頃に買って、700点を取るまで3年間ずっと使い続けました。スコア帯が変わっても使い道がなくならないのが最大の強みです。TOEICに出る単語だけに絞られているので、「この範囲をやれば終わる」という見通しが立ちます。増補改訂版はスマホアプリにも対応しています。
ただし正直に言うと、単語帳だけではスコアは動きませんでした。必ず問題演習とセットで使ってください。
価格:990円(税込)
おすすめの人
- 語彙不足で長文が読めないと感じている人
- 通学・通勤時間を勉強に充てたい人
- とにかく費用を抑えたい人
【〜500点】まず試験の全体像をつかむ2冊
このレベルで必要なのは英語力そのものより、「TOEICがどういう試験か」を知ることです。問題形式と時間配分を把握するだけでスコアは動きます。
『はじめて受けるTOEIC L&Rテスト 全パート完全攻略』
✔ Part1〜7の「試験の地図」をくれる1冊
特徴
アルクから出ている入門書で、著者は小石裕子さん。Part1〜7それぞれが何を問う問題なのかを、攻略ポイントとセットで解説してくれます。200問の模試が付いているので、初受験の前に時間配分を体験できるのが大きいです。
価格:1,980円(税込)
おすすめの人
- TOEICを受けたことがない、または1回だけ受けた人
- 問題形式をまだ把握できていない人
- 何から手をつけるか決められない人
『TOEIC L&Rテスト 文法・語彙 出るとこだけ!問題集』
✔ 範囲を絞ってくれるから、文法が苦手でも続く
特徴
同じくアルク・小石裕子さんの本で、Part5・6に的を絞った問題集です。出題されるところだけに範囲を限定してくれるので、文法が壊滅的な状態からでも取り組めます。学習アプリに対応しているのも実用的です。
価格:1,760円(税込)
おすすめの人
- 文法に苦手意識が強い人
- 分厚い問題集で挫折した経験がある人
- スキマ時間にアプリで演習したい人
【500〜600点】リーディングを鍛える1冊
形式に慣れたら、次は中身の勝負です。僕がこの時期に苦しんだのはリーディングでした。
『公式TOEIC Listening & Reading プラクティス リーディング編』
✔ リーディングだけを公式教材でじっくり鍛える
特徴
IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)による公式教材で、350〜700点レベル向けと明示されています。412ページとボリュームがあり、リーディングに特化して腰を据えて取り組みたい人向けです。
注意点として、僕は400点台のときに手を出して重すぎました。公式の想定レベル内ではあるのですが、体感では500点を超えてからのほうが消化しやすいと思います。
価格:3,300円(税込)
おすすめの人
- リーディングが明確に足を引っ張っている人
- 公式の英文でじっくり演習したい人
- ある程度まとまった学習時間を確保できる人
【600点〜】弱点を潰して詰める2冊
ここからは穴を埋める作業になります。僕が680点、そして700点を取ったときに使っていたのがこの2冊です。
『TOEIC L&R TEST 文法問題 でる1000問』
✔ Part5対策はこれ1冊で完結する
特徴
TEX加藤さん・アスク出版の定番問題集です。その名の通り1000問超を収録していて、Part5で問われる文法パターンを網羅できます。僕のリーディングスコアが着実に積み上がったのは、この本の効果が大きかったです。
注意点は量の多さです。全部やろうとすると挫折するので、僕は間違えた問題だけを2周・3周する形に切り替えてから続くようになりました。
価格:2,530円(税込)
おすすめの人
- Part5で時間を使いすぎている人
- 文法問題を安定して得点源にしたい人
- 1冊を繰り返すタイプの人
『公式TOEIC Listening & Reading 問題集』
✔ 本番と同じ音声・同じ形式。最後は必ずこれ
特徴
ETS作成の公式問題集で、本番と同じプロセスで作られた問題を2回分(400問)収録しています。何より価値があるのは音声で、本番と同じナレーターの発音に慣れられるのは公式教材だけです。
僕は10・11・12の3冊を使いました。リスニングが2ヶ月で85点伸びたのは、この音声を毎日浴びていた時期と完全に重なっています。
注意点は解説の薄さです。「なぜその答えになるか」を深く知りたい人は、他の問題集と併用したほうがいいと感じました。
価格:3,630円(税込)
おすすめの人
- 受験日が決まっていて、仕上げに入る人
- リスニングを本気で伸ばしたい人
- 本番の時間感覚を体に入れたい人
目的別のおすすめ
6冊の中から、タイプ別に選ぶならこうなります。
【まず1冊だけ買うなら】金のフレーズ
990円という価格で、どのスコア帯でも腐りません。迷ったらここから始めるのが安全です。
【初受験・400点台なら】全パート完全攻略
試験の形式を知らないまま受けるのが一番もったいないです。模試付きで1,980円は妥当な投資だと思います。
【600点の壁を越えたいなら】でる1000問
Part5を安定させると、リーディング全体の時間配分に余裕が生まれます。
【受験日が近いなら】公式問題集
本番の音声に慣れる価値は、他の教材では代替できません。
僕がいま入門用の総合対策本を選び直すなら、『TOEIC L&R TEST はじめから超特急 金のパッケージ』(TEX加藤/朝日新聞出版)にすると思います。使ったことはないので体験としては語れませんが、評判を調べたうえでの判断です。『金のフレーズ』と同じ著者なので、特急シリーズで揃えられる利点もあります。
最小構成で揃えるなら2冊でいい

最後に、予算を抑えたい人向けの結論です。
僕が700点を取ったときに使っていたのは、実質2冊だけでした。金のフレーズ(990円)とでる1000問(2,530円)、それに公式問題集を仕上げに使った形です。
- 入門セット:全パート完全攻略+金のフレーズ=2,970円
- 600点突破セット:金のフレーズ+でる1000問=3,520円
- 仕上げ:公式問題集を1冊追加=+3,630円
参考書を10冊並べるより、2冊を3周するほうが確実に伸びます。これは6冊使ってみての正直な結論です!
まとめ
TOEICの参考書は、スコア帯に合わせて選ぶのが失敗しない唯一の方法です。
- 全スコア帯:金のフレーズ。390点でも700点でも使える
- 〜500点:試験形式を知る(全パート完全攻略/出るとこだけ!問題集)
- 500〜600点:リーディングを鍛える(公式プラクティス)
- 600点〜:弱点を潰す(でる1000問/公式問題集)
- 同時に使うのは2冊まで。少ない冊数を繰り返すほうが伸びる
自分のスコアに合った1冊を選べれば、参考書選びで悩む時間はもう必要ありません。あとは繰り返すだけです!
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実際にこの6冊を使って390点から700点まで上げた3年間の記録は、以下にまとめています。8回分のスコア推移も公開しています。

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