文系でもSIerに新卒で入れる?就活で見えたリアルを解説

キャリア・ロードマップ

✔ 文系でもSIerに新卒で就職できるの?
✔ 理系・情報系じゃないと選考で不利になる?
✔ SIerの選考って、実際に何を見られているの?
✔ 文系がSIerを目指すために、今から何をすべき?

「文系だから、SIerは難しいかな…」と思っていませんか?

僕は情報工学を専攻している現役大学生で、大手日系SIer・外資系ITコンサル・独立系ITコンサルなど、IT業界を中心に就活をしました。インターンでも複数の選考に参加し、文系の就活生と肩を並べて選考を受けた経験があります。

そこで感じたのが、「文系・理系の差って、思ったよりずっと小さい」という事実でした。

この記事では、僕のインターン・就活経験をもとに、文系がSIerの新卒採用を目指せるかどうかを正直に解説します。

この記事でわかること
  • 文系でもSIerの新卒採用は十分に狙えるか(結論)
  • インターンで実際に見た文系就活生のリアル
  • SIerの選考で本当に重視されているポイント
  • 文系がSIerを目指すときにやるべき具体的な対策

結論:文系でもSIerの新卒採用は十分に狙えます

先に結論を言ってしまいます。

文系でも、SIerの新卒採用は十分に狙えます。

これは建前でも励ましでもなく、僕が就活・インターンを通じて実際に感じたことです。なぜそう言えるのか、理由は3つあります。

  • SIerは「技術者」だけでなく「ビジネスパーソン」を採用しているから
  • 大手SIerの多くは入社後の研修でIT技術を育てる前提で採用しているから
  • 実際に、インターンで出会った文系の就活生が普通に活躍していたから

以降でそれぞれ詳しく説明します。

実際にインターンで見た「文系就活生のリアル」

僕はSIerのワンデイインターンや複数日程のインターンに何度か参加しましたが、そこに集まる就活生は、決して理系ばかりではありませんでした。

文系学部の就活生も普通にいて、グループワークや議論の場でも理系との差を感じるような場面はほとんどありませんでした。むしろ、議論や発表の場では文系出身の就活生が光っている瞬間もあったくらいです。

また、SIerで実際に働く社員の方々と話す機会もありましたが、文系出身の社員も普通にいました。「文系だから入れなかった」という壁は、少なくとも大手SIerの現場では感じませんでした。

ℹ 補足

SIerにはユーザー系・メーカー系・独立系など複数の種類があり、会社によって求める人材像は多少異なります。ただ、「文系だから応募できない」という会社は大手では基本的にありません。

SIerの選考で本当に重視されているポイント

就活・インターンを経験して、SIerの選考で実際に見られていると感じたポイントを正直に書きます。

コミュニケーション力

一番重視されていると感じたのが、コミュニケーション力です。

SIerの仕事は、クライアントの要望をヒアリングして、システムという形にして届けること。技術を使う前に、「相手の話を正確に聞き、自分の考えをわかりやすく伝える」 というやり取りが大量に発生します。

面接でも「あなたの話の筋道は通っているか」「相手の意図を汲んで答えられているか」という点が見られていると感じました。これは文系・理系関係なく、むしろ文系の得意領域でもあります。

チームで動ける協調性

もう一つ強く感じたのが、「チームで働けるか」 という点です。

SIerのシステム開発は、基本的にチームプロジェクトです。社内メンバー・クライアント・外部ベンダーなど多くの関係者と連携しながら進めていきます。

インターンのグループワークでも「この人と一緒に仕事したいか」という視点が評価軸になっていると感じました。「自分だけが目立とうとしない」「相手の意見をしっかり聞く」こういった姿勢は、文系出身者が培ってきた強みとも重なります。

技術力はそれほど重視されない(特に大手)

「え、SIerなのに技術力を見ないの?」と思うかもしれませんが、大手SIerの場合、採用時点では技術力をそれほど重視していないと感じました。

理由はシンプルで、大手SIerは入社後の研修でIT技術を育てる前提で採用しているからです。「今すぐコードが書けるか」よりも、「IT業界・技術に興味を持って成長できる素地があるか」を見ている印象でした。

⚠ 注意

「技術力を全く見ない」というわけではありません。ITに対する基本的な興味・関心があるかどうかは確認されます。「SIerを受けるのにITのことを何も知りません」では厳しいので、最低限のIT知識は身につけておきましょう。

文系がSIerを目指すときにやるべきこと

「文系でも狙える」とわかったところで、具体的に何をすればいいかをお伝えします。

IT資格を1つ取得する

もっとも効果的なのが、IT資格の取得です。

資格そのものが選考を突破させてくれるわけではありませんが、「ITに興味があること」を客観的に証明できます。面接で「ITの勉強をしています」と言うだけより、資格という形で示す方が説得力が全然違います。

特におすすめなのは以下の2つです。

① ITパスポート(IP)

  • 受験料:[要確認: IPA公式]
  • 難易度:低め。文系でも1〜2ヶ月の勉強で合格できる
  • メリット:IT全般の基礎知識が身につき、「ITの基礎は理解しています」と言える根拠になる
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② 基本情報技術者試験(FE)

  • 受験料:[要確認: IPA公式]
  • 難易度:中程度。3〜6ヶ月程度の勉強が目安
  • メリット:技術的な理解度を示せるため、選考での差別化になる
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「どちらを取るか迷う」という方は、まずITパスポートから始めて、余裕があればFEに挑戦するという順番がおすすめです。

プログラミングの基本文法に触れておく

資格と並んで、プログラミングの基本的な文法に触れておくことも有効です。

「コードが書けるようになる」必要はありません。PythonやJavaのコードをなんとなく読める・少し書けるというレベルで十分です。ProgateやYouTubeの無料コンテンツでも入門できるので、まず数時間触れてみるだけでも違います。

面接で「プログラミングは少し触ったことがあります」と言えるだけで、SIer志望としての本気度が伝わります。

メモ

文系でプログラミングが不安な方はPythonがおすすめです。文法がシンプルで読みやすく、IT初心者でも取り組みやすい言語です。

文系と理系の「実際の差」は?

「じゃあ文系と理系で差はないの?」という疑問に、正直に答えます。

差はゼロではありません。でも、思っているより小さいです。

技術職・エンジニア職として配属される場合、研修のスタートラインは理系・情報系の方がやや有利かもしれません。

ただ、SIerには営業・PMO・コンサルなど、技術を直接使わないポジションも多くあります。文系の強みが活きる場所が、SIerにはたくさんあるんです。

そして何より、「ITに興味があるかどうか」「コミュニケーションで信頼を作れるかどうか」という点では、文系も理系も対等です。そこを磨いていけば、文系でもSIer就活は十分に戦えます。

IT就活のサービス選びについては、こちらの記事も参考にしてみてください。

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まとめ

この記事のポイントをまとめます。

  • 文系でもSIerの新卒採用は十分に狙える(インターンでも文系就活生が普通に活躍していた)
  • ✔ 選考で重視されるのはコミュニケーション力・協調性。技術力はそれほど重視されない(大手は研修で育てる前提)
  • IT資格(ITパスポートorFE) を取得するとIT興味を客観的にアピールできる
  • プログラミングの基本文法に少し触れておくと面接での説得力が増す

「文系だから無理」と諦める必要はまったくありません!準備できることをやって、自信を持って選考に臨んでください。

インターン経験が就活にどう活きたかは、こちらの記事でも詳しく話しています。

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