✔ G検定の「緑本」はどちらを買えばいい?
✔ 問題集版とテキスト版の違いを知りたい
✔ 332問と模試2回だけで演習量は足りる?
✔ 黒本や赤本との使い分けに迷っている
G検定の教材を調べると、よく見かけるのが「緑本」です。
ただし、緑本にはテキスト版と問題集版の2冊があります。表紙の雰囲気も書名も似ているため、購入時に迷いやすいポイントです。
この記事では、問題集版の『最強の合格問題集 第2版』を扱います。出版社の公開情報と教材構成をもとに客観的にレビューします。
筆者はG検定を未受験のため、合格体験としては紹介しません。332問と模試2回という構成や、他教材との役割の違いから、購入判断に必要な情報を整理します。
- 「最強の合格問題集 第2版」の基本情報と特徴
- 緑本のテキスト版と問題集版の違い
- 購入前に知っておきたいメリット・注意点
- 黒本・赤本との使い分け
- この問題集がおすすめの人と使い方
結論:演習量と模試を1冊で確保したい人向け
『最強の合格問題集 第2版』は、問題演習を多めにこなし、本番形式の模試まで進みたい人に向く1冊です。
出版社のSBクリエイティブによると、本編には332問を収録。さらに、購入者特典として模擬試験2回分のPDFが用意されています。
一方で、AIの基礎をゼロから丁寧に学ぶためのテキストではありません。用語の理解に不安がある場合は、テキスト版や公式テキストを先に使うほうが進めやすいです。
この本の強みは「問題数」と「模試」です。
知識を入れる1冊目ではなく、覚えた内容を問題で確認する2冊目として考えると役割が明確になります。
G検定「最強の合格問題集 第2版」とは

まずは、書籍の基本情報を確認します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)最強の合格問題集[第2版] |
| 著者 | ヤン ジャクリン |
| 出版社 | SBクリエイティブ |
| 発売日 | 2024年8月30日 |
| 価格 | 2,805円(税込) |
| ページ数 | 424ページ |
| 判型 | A5判 |
| ISBN | 978-4-8156-2626-6 |
出典:SBクリエイティブ公式「ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)最強の合格問題集[第2版]」
収録範囲は、人工知能の定義から機械学習、ディープラーニング、法律・倫理、数学・統計まで幅広く設計されています。
本編332問と模試2回を収録
本書の特徴は、本編332問に加えて模試2回分があることです。
章ごとの問題で知識を確認したあと、模試で分野を横断して解く流れを作れます。インプットから本番演習への切り替えがしやすい構成です。
模試は、PC画面用と印刷用の問題PDF、解答PDFに分かれています。ダウンロードには、購入した書籍に記載されたパスワードが必要です。
出典:SBクリエイティブ公式「読者様限定ダウンロード」
第2版で生成AI分野にも対応
第2版では、生成AIを含む新しい動向が盛り込まれています。G検定は出題範囲が更新されるため、旧版を安く買うよりも現在の第2版を選ぶほうが安全です。
ただし、書籍の刊行後にも試験情報は変わります。受験前には、JDLA(日本ディープラーニング協会)の公式情報と最新シラバスも確認してください。
緑本は2冊ある|テキスト版との違い

G検定で「緑本」と呼ばれる教材は1冊ではありません。同じシリーズに、テキスト版と問題集版があります。
| 比較項目 | 最強の合格テキスト | 最強の合格問題集 |
|---|---|---|
| 主な役割 | 知識の理解・インプット | 問題演習・アウトプット |
| 向く段階 | 学習の序盤 | 基礎学習のあと |
| 読み方 | 章ごとに解説を読む | 問題を解いて解説を確認 |
| 選ぶ目安 | 用語から学びたい | 演習量を増やしたい |
2冊の違いは、書名の「テキスト」か「問題集」かで判断できます。
ネット上で「緑本がおすすめ」とだけ書かれていた場合は、どちらを指すのか確認しましょう。表紙の色だけで選ぶと、欲しかった役割と違う本を買う可能性があります。
初学者はテキスト版、演習を増やしたい人は問題集版が基本です。すでに公式テキストや別の参考書を持っているなら、問題集版だけ追加しても役割は重なりにくいです。
テキスト版の中身や公式テキストとの違いは、次の記事で詳しく整理しています。

最強の合格問題集のメリット3つ
ここからは、公開されている収録内容から分かるメリットを3つに整理します。
1. 332問で分野別の弱点を見つけやすい
G検定は出題範囲が広く、読むだけでは理解度を判断しにくい試験です。
本書は各分野に問題が配置されているため、どの章で間違いが多いかを確認できます。弱点が見えれば、テキストへ戻る範囲も絞れます。
また、正解だけでなく誤りの選択肢にも解説があります。1問から複数の知識を確認できるため、答えの丸暗記になりにくい点もメリットです。
2. 赤シートで繰り返し復習できる
付属の赤シートを使うと、重要語句を隠しながら復習できます。
問題を解く時間がない日でも、解説の要点を短時間で見直せます。通学や移動のすき間時間を使いたい人にも合わせやすい仕組みです。
3. 模試2回で時間配分を確認できる
章ごとの問題を解くだけでは、本番のように複数分野が混ざった状態には慣れません。
模試2回分があれば、知識の総点検と時間配分の確認を1冊の中で進められます。PC画面用と印刷用があるため、自宅の環境に合わせて使えます。
2026年第6回G検定のオンライン試験は、100分・約145問と案内されています。1問に使える時間は長くないため、模試は正解率だけでなく解答速度も測りましょう。
出典:JDLA公式「2026年第6回G検定 開催概要」
購入前に知りたい注意点3つ
メリットだけでなく、買う前に確認したい点もあります。
1. 完全な初学者には進めにくい
本書は問題演習が中心です。AIや機械学習の用語を初めて見る人は、解説を読んでも全体像をつかみにくい可能性があります。
まずテキストで基礎を学び、理解度を確認するために本書を使う流れが自然です。
2. 価格は2,805円で、目的の重複に注意
問題集をすでに持っている場合、追加購入すると役割が重なることがあります。
黒本や赤本を持っている人は、問題数を増やしたいのか、模試が必要なのかを先に整理しましょう。単に「人気だから」という理由だけで増やす必要はありません。
3. 最新情報は公式サイトでも補う必要がある
書籍は、刊行後の制度変更や新しいAI動向を即時には反映できません。
試験日程・問題数・シラバスはJDLA公式で確認してください。
書籍の問題を解ける状態に加えて、受験時点の公式情報を確認するところまでが試験対策です。
黒本・赤本・緑本はどれを選ぶ?

G検定の問題集は、色の通称だけで比べると混乱します。自分が教材に求める役割で選ぶと判断しやすくなります。
| 求めるもの | 第一候補 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| 解説の手厚さ | 黒本 | 問題を解きながら知識を補いやすい |
| 短期間の総仕上げ | 赤本 | 要点を絞って演習したい人向け |
| 問題数と模試 | 緑本の問題集 | 332問と模試2回を収録 |
初めて問題集を買い、解説を読みながら学びたいなら黒本が候補です。一方、すでに基礎知識があり、演習量と模試を追加したいなら緑本の問題集が合います。
黒本の特徴や使い方は、個別レビューで詳しく解説しています。

主要な参考書・問題集をまとめて比較したい方は、次の記事から選んでください。

最強の合格問題集がおすすめの人
本書が向くのは、次のような人です。
- テキストを1冊終え、次に解く問題集を探している人
- 分野別の問題で弱点を見つけたい人
- 332問を使って演習量を増やしたい人
- 模試2回分で本番前の確認をしたい人
- PCと紙の両方で模試を使いたい人
反対に、AIの用語をゼロから学ぶ人や、1冊だけでインプットまで完結させたい人には、テキスト版や解説が手厚い問題集のほうが向きます。
おすすめの使い方は3段階
本書を使うなら、次の順番がおすすめです。
- 章ごとの問題を1周する
正答率よりも、苦手な分野を見つけることを優先します。
- 間違えた問題だけ解き直す
解説を読み、必要な箇所だけテキストへ戻ります。
- 模試2回を時間を測って解く
1回目で弱点を洗い出し、復習後に2回目で仕上がりを確認します。
最初から正解率を求めなくて大丈夫です。間違えた問題を特定し、解説とテキストを往復することが問題集の役割です。
G検定を独学で進める全体像は、こちらの記事で整理しています。

まとめ:緑本の問題集は演習用の2冊目に向く
『最強の合格問題集 第2版』について整理しました。
- 緑本にはテキスト版と問題集版の2冊がある
- 問題集版は本編332問と模試2回を収録
- 価格は2,805円(税込)、424ページ
- 強みは、分野別演習から模試まで進められること
- 完全な初学者より、基礎学習を終えた人に向く
- 黒本などを持っている場合は、役割の重複を確認する
問題集を何冊も増やすより、目的に合う1冊を繰り返すほうが学習は進めやすくなります。
問題数と模試を重視するなら、緑本の問題集は有力な選択肢です。テキスト版と間違えないよう、書名の「問題集」と「第2版」を確認して選んでください!


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