ITパスポートとは?
ITパスポートとは、経済産業省が認定する国家資格で、情報処理技術者試験の中でも「入門編」と位置付けられています。試験では、ITの基礎知識だけではなく、経営やマネジメント、セキュリティなど幅広い分野が出題されます。
試験概要
- 試験形式:CBT(コンピュータ上での試験)
- 問題数:100問(四肢択一)
- 試験時間:120分
- 合格基準:総合評価点600点以上(1000点満点)、分野ごとに300点以上
- 試験日:随時(全国の試験会場で実施)
※具体的な試験の流れはこちらをチェック→ITパスポート試験の流れ
ITパスポートを取るメリット
ITパスポートを取得することで、以下のようなメリットがあります。
1.ITの基礎知識が身につく
ITに関する基本的な概念や用語を学ぶことができ、デジタル時代に必要な知識を身につけられます。
2.就職・転職に有利
ITパスポートは、企業の採用や昇進の要件として活用されることがあり、特に未経験者や文系の方にとってはアピールポイントになります。
3.ほかのIT資格の基礎になる
ITパスポートで得た知識は、基本情報技術者試験(FE)や応用情報技術者試験(AP)といった、より高度なIT資格の学習にも役立ちます。
文系・未経験でも合格できる?
結論から言うと、文系・未経験者でも十分合格できます!
合格率と難易度
- 合格率:約60%(年度によって変動あり)参照:ITパスポート試験 試験結果
- 難易度:高校の情報科目やビジネス基礎の内容に近い
- 勉強時間の目安:
- IT未経験者:約50~80時間
- ITになじみがある人:約30~50時間
おすすめの勉強法と教材
1.参考書・問題集で基礎を固める
大学受験で参考書で学習してきた方や独学の経験(参考書の選定、計画を立てる)がある方は書籍を活用して基礎知識を学ぶのが王道です。
おすすめ書籍3選
長年愛されているITパスポート定番の参考書。分野の内容の他に勉強法も一部記載があり学習を迷わず進めることが出来ます。また、無料のアプリを活用することで繰り返しの学習が可能!問題を繰り返して学習したい人におすすめ
タイトルからわかる通りイラストがふんだんに使われています!その分本の厚さはありますが… 難しい分野をイラストで理解したい人におすすめ
Iパス参考書の超新星!スマホを利用することで難しい内容も解説動画で直感的に理解することが出来ます。スマホで小テストを行うことで問題演習も可能!動画で解説してほしい人におすすめ
※ITパスポートは試験範囲の更新が頻繁に行われているため、古本ではなく最新版の参考書の購入をおすすめします!
2.過去問演習で試験形式に慣れる
参考書で一通り学習したら問題演習を繰り返し知識の定着を図りましょう!参考書に添う問題で演習してもよいですが、問題数が少ないのが難点です…そこで問題演習におすすめのサイトを紹介します!
問題演習におすすめサイト・アプリ3選
- ITパスポート過去問道場
過去26年分の問題を掲載。試験回別、分野別に問題を指定することができ苦手分野を集中して学習することが可能!サイト形式なのでスマホとPCからも学習したい人におすすめ

- 【ITパスポート試験】過去問題(問題冊子・解答例)
IPA公式が掲載している過去問題。問題、解説をPDFでダウンロードすることができオフラインで学習したい人やプリントして学習したい人におすすめ
-www3.jitec_.ipa_.go_.jp_-1024x826.png)
- ITパスポート 全問解説 – 2025 一問一答過去問題集
分野別ドリルと年度別過去問、全2422問題を収録。全問解説付き、最新年度の過去問題も収録!アプリで手軽に学習したい人におすすめ

3. オンライン講座を活用する
動画で学びたい方は、Udemyやスタディングなどのオンライン講座を利用するのもおすすめです。
- 【スタディング】累計合格者の声16,000人超!オンライン資格講座
ITパスポート以外にも基本情報技術者試験や簿記、FP、宅建士の講座もリリース! - Udemy
ITパスポート試験対策に最適なオンライン学習プラットフォーム、Udemy。リーズナブルな価格で多彩なコースを提供し、自分のペースで学べるので、効率的に合格を目指せます!
まとめ
ITパスポートは、IT初心者や文系・未経験者にとって、基礎知識を身につける絶好の資格です。試験の難易度はそこまで高くなく、教材も充実しており、しっかりと勉強すれば合格できます。これを機に、ITの知識を身につけ、次のステップ(FEや応用情報)に進んでみましょう!
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