【2025年版】ITパスポートとは?初心者でもわかる基礎解説!

IT資格

✔ ITパスポートをとりたい
✔ どうやって勉強すればいいの?
✔ おすすめの参考書を知りたい

ITパスポートは、IT専門家のためだけの資格だと思っていませんか。これは単にPCスキルを証明するものではなく、情報セキュリティや経営戦略の基礎など、現代のビジネスシーンに必須の知識な資格です。

IT知識はもちろん、情報セキュリティや経営戦略の基礎の証明になります。

ITパスポートの参考書や学習サイトには様々な種類があるので、どれを選べば良いのかわからないという人も多いです。この記事では、ITパスポートの合格を目指す人に向けて、教材の選び方と学習の注意点を解説します。おすすめの参考書やアプリも紹介しますので、ぜひチェックしてください。

この記事でわかること
  • ITパスポートについて(概要、必要時間、試験方式)
  • ITパスポート合格の勉強法
  • おすすめの参考書

ITパスポートとは?

ITパスポートとは、経済産業省が認定する国家資格で、情報処理技術者試験の中でも「入門編」と位置付けられています。試験では、ITの基礎知識だけではなく、経営やマネジメント、セキュリティなど幅広い分野が出題されます。

試験概要

  • 試験形式:CBT(コンピュータ上での試験)
  • 問題数:100問(四肢択一)
  • 試験時間:120分
  • 合格基準:総合評価点600点以上(1000点満点)、分野ごとに300点以上
  • 試験日:随時(全国の試験会場で実施)

    ※具体的な試験の流れはこちらをチェック→ITパスポート試験の流れ

ITパスポートは「最強の基礎」! メリットと活用シーン

「ITパスポートは基礎すぎて役に立たない?」 いいえ、その「基礎」こそ「最強」だと断言します。

なぜなら、ITパスポートで学ぶ知識は、IT社会で活躍するための「共通言語」そのものだからです。

エンジニアとの会話も、データを使った戦略会議も、すべてこの「共通言語」という土台の上で成り立っています。この「基礎」がなければ、どんな専門スキルも活かせません。

「自分は文系だから…」と関係ないと思っている方こそ知ってほしい、この「最強の基礎」がどう活きるのか。

具体的な活用シーンを「大学生」と「社会人」に分けて、詳しく見ていきましょう!

【大学生向け】就活・インターンでの活用シーン

  1. 面接やESで「ITへの抵抗がない」ことを論理的にアピール
  2. 非IT系(営業・企画職)こそ、他の学生と差別化できる
  3. インターン先で「ITの共通言語」を使ってスムーズに業務理解

【社会人向け】実務・キャリアアップでの活用シーン

  1. エンジニアやITベンダーとの会話が「わかる」ようになる
  2. 社内のDX推進・セキュリティ研修の「土台知識」が身につく
  3. 「基本情報技術者試験」など上位資格へのステップアップ

文系・未経験でも合格できる?

文系でITは全く未経験だけど、本当に合格できるのかな…?

結論から言うと、文系・未経験者でも十分合格できます! 合格率は約60%で、勉強時間の目安は50〜80時間ほどです。しっかり対策すれば問題ありませんよ。

合格率と難易度

  • 合格率:約60%(年度によって変動あり)参照:ITパスポート試験 試験結果
  • 難易度:高校の情報科目やビジネス基礎の内容に近い
  • 勉強時間の目安
    • IT未経験者:約50~80時間
    • ITになじみがある人:約30~50時間

おすすめの勉強法と教材

参考書・問題集で基礎を固める

大学受験で参考書で学習してきた方や独学の経験(参考書の選定、計画を立てる)がある方は書籍を活用して基礎知識を学ぶのが王道です。

利用者数が多いおすすめの書籍は以下の通りです。

✔ いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集
✔ キタミ式イラストIT塾 ITパスポート
✔ ITパスポート超効率の教科書+よく出る問題集

『いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集』

長年愛されているITパスポート定番の参考書。分野の内容の他に勉強法も一部記載があり学習を迷わず進めることが出来ます。また、無料のアプリを活用することで繰り返しの学習が可能!問題を繰り返して学習したい人におすすめ

『キタミ式イラストIT塾 ITパスポート』

タイトルからわかる通りイラストがふんだんに使われています!その分本の厚さはありますが… 難しい分野をイラストで理解したい人におすすめ

『ITパスポート超効率の教科書+よく出る問題集』

Iパス参考書の超新星!スマホを利用することで難しい内容も解説動画で直感的に理解することが出来ます。スマホで小テストを行うことで問題演習も可能!動画で解説してほしい人におすすめ

※ITパスポートは試験範囲の更新が頻繁に行われているため、古本ではなく最新版の参考書の購入をおすすめします!

過去問演習で試験形式に慣れる

参考書の問題は全部解いてしまったんですが、これだけだと演習量が足りない気がします…

そうだね、参考書に添う問題だけだと演習量が少ないのが難点なんだ。知識をしっかり定着させるには、問題演習を繰り返すことが大切だからね。そこで、問題演習におすすめのサイトを紹介するよ!

参考書で一通り学習したら問題演習を繰り返し知識の定着を図りましょう!参考書に添う問題で演習してもよいですが、問題数が少ないのが難点です…そこで問題演習におすすめのサイトを紹介します!

問題演習におすすめサイト・アプリ3選

  • ITパスポート過去問道場
    過去26年分の問題を掲載。試験回別、分野別に問題を指定することができ苦手分野を集中して学習することが可能!サイト形式なのでスマホとPCからも学習したい人におすすめ

オンライン講座を活用する

動画で学びたい方は、Udemyやスタディングなどのオンライン講座を利用するのもおすすめです。

まとめ:ITパスポートは「最強の基礎」迷ったら「まず10問」から始めよう

今回は、「ITパスポートは意味がない?」という疑問にお答えしながら、大学生・社会人こそ取得すべき理由と具体的な活用法を解説しました。

ITパスポートは、取得そのものがゴールではありません。 そこで学んだ「ITの共通言語」を使って、エンジニアとスムーズに会話したり、日々の業務効率を上げたり、就活で論理的にアピールしたり(=活かす)することこそが重要です。

この記事を読んで「自分にも必要かも」「ちょっと勉強してみようかな」と感じたら、ぜひ最初の一歩を踏み出してみてください。

ITパスポート学習、最初の一歩(スモールステップ)

「よし、やるぞ!」と意気込んで、いきなり分厚い参考書を買う必要はありません

まずは「敵を知る」ことから始めましょう。

おすすめは、無料の「過去問アプリ」や「過去問道場」のようなWebサイトで、試しに10問だけ解いてみることです。

意外と「あ、これ知ってる」「常識で解けるかも」という問題もあれば、「ストラテジ…?なにそれ?」と全く分からない問題もあるはずです。

その「わからない」を「わかる」に変えることが、ITリテラシー向上の第一歩。

10問解いてみて「これなら自分でも頑張れそう!」と感じたら、それがあなたのスタートの合図です。

ITリテラシーを高めたいあなたの挑戦を応援しています!

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